「ソニックに乗ってみて、、、、」
先週、再度福岡に行った際、移動にまたJRを利用しました。
今回はソニックに乗ったのですが、JR九州のデザインは本当に独特です。
ソニックも、九州新幹線800系と同様に
水戸岡鋭治氏のデザインセンスに溢れていました。

そして外観同様、室内のデザインもすばらしく
床や座席やテーブルなどは白木のリアルウッドを採用して
ハイタッチ感を出しながらも、
天井や壁や頭上のラッゲージルームなどは
一発プレス打ち抜きした3mm厚の鋼板を白く光沢塗装し使用ています。
軽量化が命題の航空機では絶対に不可能な重厚感とプレスの柔らかな曲面が
白一色の世界と相まって知的な高級感を醸し出していました。

しかし、
しばらくシートに座っていると、 上の写真の「手すり」の肌色が、
視野に入り気が散ってしかたありません。
木材の色が、人の肌に思えて、、
後ろの席の人が覗き込んでいるように感じるんです。

人間の通常視野は100〜110度ですが、
170〜180度でも、物体の存在を認識することができます。
(うっすらですが、色も認識できます)
ですから、まっすぐ前を向いている時は大丈夫なのですが、
少しでも首をふると、、、
すぐに「手すり」がチラチラと視野に入ってしまいます。
そうすると、肌色だけに「人の気配」を感じてしまいまうのです。
多分設計の段階では
乗客は乗車時間中ずっと真正面を向き続けていることを
前提にしているのでしょう。
でも現実には乗客は生きていますから、微妙に動いてしまいます。
そこで、ハイタッチの白木が想定外の問題が起こしているようです。
まぁ、気にしなければよいのですが、
こういった動的な人間工学って体系化できないものでしょうか?。
結構おもしろいテーマだとおもうのですが、、、、。
追記:

そう言えば、台湾の在来線の特急「タロコ号」と
ソニックは兄弟車で共に日立車輌製なんですよね。
オレンジのストライプが台湾の風土とマッチしてとても素敵です。
知り合いで台湾に行った人たちは皆、「人間がイイ」と言います。
台湾には「昔の日本にあった情」があるそうで
まだ、台湾に行ったことがない私としては
ぜひ行ってみたいです。
「カスタマイジング」
1970年
に発売されたトヨタセリカです。

しばしばギア450ssとのデザインの類似性が指摘されますが、
当時の私たちからして見れば、
カリフォルニア アートセンター仕込みのセリカのデザインは
圧倒的にカッコよく、もう本当にタメ息ものでした。

ギアの450ss
このセリカ発売は
日本の量産車が初めて「あか抜けた」 瞬間でもあるのですが、
私が一番すばらしいと思っているのは
セリカ独自の「フルチョイスシステム」です。

そのシステムは、購入時ユーザがセールスマンと一緒に
エンジンは7種類、変速機は4種類、インパネデザインは8種類、
ボディーカラーは6種類、インテリアカラーは2種類、
シートカラーは3種類、オプションも様々、、、、、、、
これらを自由に組み合わせて自分オリジナルのセリカを作りあげ、
営業所のテレックスで工場のラインに直接注文指示を出す仕組みでした 。
インターネットはおろかFAXさえも無かった時代に、、、です。
現在では、
携帯電話などで複数の待ち受け画面を自由にカスタマイズできたり
外装(アウターパネル)を自由に交換できるモデルなどがありますが、
37年前に、これほどユーザが自由にカスタマイズできる工業製品が
あったということが驚きです。
個性化の時代ということで、
多品種少量生産を迫られコスト的に締め付けられているメーカーさん!!
このフルチョイスシステムは、結構参考になるのではないでしょうか?
「御当地パン」
今日もデザインの話ではありません、、、すみません。
昔の御当地パン、、まだ売ってるんですね。



パッケージデザインは微妙に新しくなってますが、
中身は40年前と変わっていないようでした。
飽食の現在の味覚からするととても地味ですが、
牛乳と食べるカニパンなんか、
その シンプルさが逆に新鮮で、結構気に入ってしにまいました。
東京の西武新宿線
荒井薬師駅前に
日本全国の御当地インスタントラーメンを食べさせてくれる
「さくら」というラーメン屋さんがあります。
横浜の伊勢佐木町のカレーミュージアムでは、
日本全国の御当地レトルトカレーを販売しています。
それと同じように、
御当地菓子パンを販売する店とかがあったら楽しそうです。。。。。
「帰納法的デザイン」

この画像、懐かしく感じる方も多いと思います。
1980年代に放送された、TVドラマ「ナイトライダー」に出て来るクルマ
「ナイト2000」に搭載されているコンピュータ「KITT」の画面です。
御存じのように、このコンピュータは人格があって会話もします。
日本では野島昭生氏の吹き替えで、
主人公マイケルとの掛け合いがとてもウイットに富んでいて楽しかったです。
それから20年後、
カーナビが音声案内をするようになって、
メーカーから 野島氏に打診があったと聞いています。
KITTの声で目的地まで誘導するカーナビのためですよね。
(でも実際に発売されていないようですから、うまくいかなかったのかもしれません)
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
一般的には、
特殊な事例を元に、普遍的な法則を定義していくのが「帰納法」ですから、
こういった、事例は「帰納法的商品開発」と言えるのではないでしょうか。
つまり、今までのような市場調査によって平均的ユーザ像を探し
それに合わせて、商品をデザインしていく、既存のデザイン手法とは
まったく逆ですよね。。。。。
多様性が求められる
こんな時代ですから、
こういった「帰納法的デザイン手法」は
もっと研究されてもよいのでは?
そんな気がしてなりません。
「クールな大人感覚」

このPC、、御存じですか?
ヤマハのMSX規格PC、YIS-503
です。
このPCが発売された1984年当時、
MSX規格は日本マイクロソフトとアスキーが提唱した
中高生をターゲットにした超本格的なホームPC規格として人気でした。
このYIS-503はMSX規格でありなが、
ヤマハさんらしく、作曲するための完全なる大人のPCなんです。
これには訳がありまして、、、、、、
1982年にヤマハ/ローランドなど日本のメーカーによって
MIDI規格が立ち上げられ、国際規格とすべく活動をしていた時なので、
ヤマハさんとしては、手軽にMIDI端子に接続できるPCがどうしても必要でした。
そこで、MSX規格の拡張スロットを利用して、
MIDI端子を使った、電子キーボードとPCとの連係による
作曲システムを作りました。

それが、YIS-503なんですが、、、
当時の中学生には見向きもされない、クールなデザイン。。。。
よくここまで、思いきったものです。
それにしも、、、クールだなぁ。。。。
「善意」
今日は、デザインの話ではありません。 ご了承ください。
先週 病院で、
阪神淡路大震災のボランティアをしていた方と知り合いになりました。
あの震災は1995年ですから、もう12年半も経過しているんですね。
その方は、医療物資の管理をなさっていたそうで
今思い出すだけでも、辛くなるそうです。
でも、嬉しい話もしてくれました。
それは、インドネシアからの「ベニア板」の救援物資です。
(インドネシアはベニア板の産地で日本が一番のお得意さんなんですって)
地震から1週間後に沢山のベニア板が送られてきて、
「お金持ちの国にしてあげられることは、これくらいしかありません
ごめんなさい」という主旨のメッセージが添えられていたそうで、、、、
物資の担当者はみんな有り難くて男泣きしていたそうです。
その話を聞いた私もジ〜んとしていまいました。
帰宅してからウエブで検索してみると、
ジャイカのサイトにその主旨が記述された記事がありました。
http://www.jica.go.jp/firstjica/pamph/pdf/pamph_jdr02.pdf
日本は世界でも稀なくらい隣国に恵まれない国ですから
ついつい東洋人不信になってしまいがちです。
(台湾の存在が唯一の救いかもしれませんけれど)
でも。東アジアだけがアジアではないんですよね。
インドネシアの方々の善意を知り、
改めて そう気付かされました。
「連想」

これ、覚えていますか?
牛乳の紙キャップオープナですよね。
駅の売店(キオスク)のカウンターや
お風呂やさんの冷蔵庫の前に
ヒモでぶら下がってました。
このオープナー。。。なにげ無い商品ですが、
結構機能主義的 モダンデザインなんですよね。
特に、
丸い部分は「針の保護」と「キャップの挟み込み」の
2つの機能を果たしています。
以前、
はじめて コクヨさんのユニバーサルデザイン商品。「ぷにょピン」を見た時、
突然コーヒー牛乳が飲みたくなってしまい、不思議だったのですが
このオープナーを連想したためなんですね。。。。(やっとわかりました)
最近、地方の国道に「道の駅」がありますが、
立ち寄ってみると、

地元で作られた高級な牛乳が売られていたりします。
でも、あのオープナーはめったに見かけません。。
「変であること」
みなさんは「変な人だねぇ」って言われたことありませんか?
私も年に何回か、そう言われます。
でも中には、
「変な人」を自認している人 や
もっとスゴイ人は
「変な人」を自負している人 や
もっともっとスゴイ人は
「変な人」を目指している人
など、もいらっしゃいます。
不思議なことに、
変な人を目指している人に限って、ごく普通の人なんですけどね。
多分、ヘンであることを目指していては、
本当のヘンな人にはなれないんだと思います。
ごく真面目に、真剣に考えたことや、行動したことが、
他人から見たら、とってもヘンに見える人 こそが本当にヘンな人なんですよ。
多分。
その意味でも
ヘン(個性的)にしようとデザインされた商品って、よくないですよね。
ジワ〜っと湧き出る、ヘンな商品感って、、、本当に記憶に残ります。

以前、相方と2人でマニアックな中古車ディーラーに見に行った
シトロエンのアミです。
・強烈なフロントマスクのデザイン
・不思議なボディの面のつながり方
・合理的なデザインなのに不自然なくらいにクセがあるパッケージング
あまりの変さ加減に呆れてしまいましたが、
何んだかかジワ〜っと来るものがありました。。。。
少なくとも私たち2人には(笑)
追記:
相方曰く、、、、
最近のクルマで欲しいモノが全然ないんだよねぇ
もし今乗っている車が動かなくなったら、、次はコレかなぁ〜。
「マウス生誕40周年」
ダグラス・エンゲルバート氏がマウスを考案したのが1967年ですから
マウスが誕生して今年で40年になります。
誕生から15年間は、
XEROX のSTARなどの一部のワークステーションに採用されていただけですが、
1982年にマイクロソフトがパソコン用マウスを発売し、
IBM-PCに採用されてから一気に普及していきます。

その間、
・トラックボール
・トラックパッド
・ライトペン
・タブレット
・タッチパネル
・ジョイスティック
などなど、さまざまなポインティングディバイスが現われましたが
結局、マウスは駆逐されることなく今でも現役です。
上の写真のMSマウス、、、発売されてから25年もたちますが
(内部メカニズムこそ激変していても)
操作方法や形態はほとんど変わっていません。
技術革新の速いこの業界にあって、、、
とてもめずらしいことのような気がします。
「プラス0.5の魅力」

イタリアのスクータメーカー「ピアッジオ」の3.5輪車です。
後輪がエンジンと一体化されています。
(ビザ宅配用のスクータと同じですよね)
機動性やドライバビリティを求めると、2輪や3輪ですが、
安定性を求めると、やっぱり4輪です。
そこで、このクルマは両方狙って、3.5輪なんですよね。
そして、こんなのもあります。
フォコ500

http://www.gilerafuoco.com/
これもイタリアのメーカーです。
前2輪の2.5輪車で、しっかりバンクします。
最高速度はなんと150km/hなんですよ。。。恐っっっ。
でも、プラス0.5輪のおかげで、
バイク初心者でも比較的 乗りやすいんだそうです。
これらのクルマ?(バイク?)は、
ある意味中途半端なのかもしれませんが、
プラス0.5の魅力があって、とても興味深いです。
「懐中時計と携帯電話」
腕時計をしなくなって、はや7年。
(21世紀になって腕時計を買っていません)
原因は、携帯電話の存在です。
外出する際は携帯電話の画面を見れば済んでしまいます。
ある意味、携帯電話が19世紀後半の懐中時計になっているんですよね。

ということは、
逆に携帯電話機能のある懐中時計を
デザインできないものでしょうか?
結構おしゃれだと思うのですが、、、、、
(でも、こういった短絡的な発想ではやっぱりダメなんでしょうねェ笑)
「垂直面/水平面」
どういうワケだか、
私はホワイトボードに書き込んでいるとアイディアが浮かんできます。
(正確には、頭の中にある乱雑なイメージが整理されるという感じでしょうか?)

垂直面は とても書きにくいのですが、
全体が見渡せて全体像が明らかになり
モヤモヤしたアイディアがハッキリしてくるんです。(俯瞰的になれるから?)
それに対して、
水平面は、書きやすいのですが、
なんだか局所的なところばかりに目が行ってしまいます。

実際、こういったATM操作の際、
結構大きなボタンなのに、
その存在に気付かず慌ててしまったりします。
だからでしょうか?

行き詰まった時、解決策が必要な時、
私たちは、書類を机から引き上げるんですよね。
(もしかしたら、目に近付けているだけかもしれませんが、、、)
もし、そうならば、
現在のPCのデザイン(コンフィグレーション)は
ディスプレイが垂直で 入力(キーボード/マウス)が水平ですから、
とても理にかなっているのかもしれません。
「60年代の足」
私がスケベオヤジだからでしょぅか?
なんだかとても「足もと」が気になります。

特に、昔風のくびれた足もとに、、、、
まぁ。バカ話しは、これくらいにして。。。
・・・・・・・・・・・・・・
工業製品にも足が付いていると、
床から持ち上げられている分「大切なもの感」がありますよね。
それから何より とても「人格」を感じてしまいます。
確かに、現在の製品(TVやPCなどなど)にも、
はっきりわかる形で足が付いている商品も多いです。
でも、昔の足は妙に艶かしかったんですよねぇ。

それに、極め付けは、、、
建築や都市にも足が付いていたりしました(笑)

1964年に発表したロン・ヘロンの「ウォーキング・シティ」です。
巨大な都市に足が生えていて、移動することができます。
ヘロン氏はイギリスの建築集団「アーキグラム」の設立メンバーで
「建築しない建築」「実験建築」など、不思議な建築家です。
あまりにマニアックな人たちなので、日本では半世紀後の一昨年に
やっとのこと 水戸美術館で日本初の展覧会が開かれました。
それにしても、60年代の足は
なぜ先細りなんでしょうかねェ?
「オンライン人間」

http://www.philips.nl/
今ヨーロッパの若者に人気のフィリップスのMP3プレイヤーです。
MP3の音楽は
通常のスピーカーで再生される比率は低く
ほとんどがヘッドフォン(イヤフォン)で再生される。
という市場調査結果から、
ヘッドフォンと一体化してデザインされています。

その上、ブルートゥース機能によって携帯電話とリンクしていて
このボタン一つで着信し通話ができます。
いつもは、外部環境を遮断して音楽とともに「独りの世界」に没頭しながも
知人とは常に携帯電話でつながっているオンライン人間。。。。
こういうライフスタイルこそが、「今どき」なんですよね。
「チャイナリスク」
お盆休みなので、今日も単なるボヤキです。 すみません。
先日、CNBCを見ていると、
キャスターのマリア姉さんが中国製品の危険性について
・マテルのおもちゃや子供用ネックレスの塗装に鉛が検出された
・食品から有害物質が検出された
・中国製自動車の衝突実験で最悪の成績(ダミー人形が完全に潰れるシーン)
などを紹介する特集をやってました。
ロシアの自動車雑誌の衝突テストで、
中国奇瑞汽車の「チェリー・アミュレット」が、
グシャグャになる映像を何度も何度もしつこく放送してました。
(それにしても、こんなに見事に潰れる自動車は驚異的です)
http://www.youtube.com/watch?v=f7rrk3ZjN-I
アメリカは、輸入商品の安全性の問題だけですが、
日本の場合は距離が近いので環境汚染の問題も深刻です。
(このまま大気汚染が進むと10年後には日本列島が汚染エリアに含まれてしまいます)
ここ数カ月、中国に修学旅行に行った高校生が相次いで
食中毒や咽の炎症、目の痛みなどのトラブルに見舞われています。
ホテルの洗面台で歯磨をした際、口に含んだ水で下痢をした例もあります。
以前訪中した日本のサッカー選手もみんな
中国に入るとすぐに咽の痛みを訴え
試合どころではなかったそうです。
イギリスや日本のオリンピック選手団は選手の健康のため
体調調整の合宿は日本でおこない、試合直前に北京入りし
試合終了後は直行で帰国すると明言しています。
こうなることは40年前から言われていましたが、
今度の 環境破壊はホンモノみたいですよね。
「学習している世界経済」
今日はお盆休みの中日ということで、
デザインの話しではありません。 ご了承ください。
10年に一度の経済危機、
今年はどうなることか、、と思っていたら、
やっぱり、ありましたね。
1987年のブラックマンデー
機関投資家のプログラム売りがキッカケで
自動的にドンドン売られてしまい
ニューヨークダウは 一日で22.6%も下げることに、、、
1997年のアジア通貨危機
たび重なるヘッジファンドの攻撃に
学習能力/危機管理能力のない
発展途上国の一部が経済破綻してしまいました。
2007年のサブプライムローン危機
今回は世界主要銀行の連係プレイにって
大きな問題にならずに乗り越えられそうです。
ただ、日本は「円キャリートレード」の巻き戻しがあるので
そこそこショックを受けてしまいましたが、、、
それにしても、今回の世界主要中央銀行の連係は本当に見事でした。
あの中国でさえ、「我々は米国債権は売却しない」とアナウンスし
世界経済の中で重要な位置をアッピールしています。
政治的には、「ウソ八百」「エゴの応酬」でグチャグチャの人類ですが、
経済界の危機管理能力だけは、確実に学習を続けて進歩しているようです。
「人間の認知パタンは古今東西共通?」

突然ですが、「前方後円墳」って 小学生の時に習いましたよね。
そして、
あの形を描くと下の図のようになりますよね。

つまり、三角を下にして描くはずです。(形状の安定性から)
らなば、「前方後円墳」 という名称は絶対にヘンです。
「後方前円墳」となるべきです。
もし、前方後墓からなば、

こんな風に描かなければなりません。
なのになぜ「前方後円墳」なのか?
とても疑問だったので 調べてみると。。。。。
「前方後円墳」と命名したのは、江戸時代の学者
蒲生君平で
彼は、享和元年(1801年)に著書の中で古墳の形状を「前方後円」と
紹介したことから、その名が定着したようです。
彼は古墳の形を「車輪をかたどったもの」と想定していたらしいのですが、
現在の調査研究では間違いだと分かっているんだそうです。
(古墳時代には牛車などはまだなかったことから)
ヨーロッパの古墳研究家も、Key
hole shaped(カギ穴型)と
記述しているらしいですから、、、
古今東西、人間の認知パタンって 同じなんですよね。
ちょっとホッとしました。
「雲のカタチ」
「**は高いところが好き」とは良く言ったもので、
私は空が大好きで、飛行機に乗ると必ず空の写真を撮ってしまいます。
刻々とカタチを変化させる雲を見ていると時を忘れてしまいます。。。。。
「昔の未来デザイン」
手術の後は、なんだかボーっとして、
自分が自分でないようで、、、こまったもんです。
そんなもんだから、、変な夢ばかり見ます。
今朝は昔のSF映画「禁断の惑星」が夢に出て来ました。
あの劇中で出て来るロボットのデザインは衝撃的でした。
半世紀たった現在から見ても、本当によくできてますよね。
特に頭部のデザインが秀逸で、、、
・機械式計算機と真空管を組み合わせた
人工頭脳(当時はそう呼んでいた)部のデザイン
・宇宙服のヘルメットを模した透明なカバー
・耳の位置にある三次元認識を暗示した非対称アンテナ
・口の位置にある音声モニター(喋ると光る)
本当に、すばらしいです。

1950年代末に米国で一世を風靡した増田屋のブリキのおもちゃ
ロビー・ザ・ロボット です。
聞くところによると、クリスマスプレゼントの定番で
当時 男の子のいる米国の中産階級の家庭には必ずあったらしく
その正確な造形と(安全のために)ブリキを内側に折り曲げて接合する仕上げは
当時のオモチャの域を超えていたそうです。
「アメリカ人はワルが好き」
昔から不思議でしかたがないのですが、
アメリカには、ワルそうなヒーローがたくさんいますよね。
「バットマン」「スパイダーマン」などなど、、、、
日本人の感覚からすると、絶対に悪人風なんですけどねぇ。
そして、あのテイストに慣れてしまうと、
まじめそうな「スーパーマン」がマヌケに見えてくるくらいです。
そしてバットマンカーもそうですが、
実際、巷のクルマもワルそうなヤツばかりです。(笑)
そんな中でも、一番ワルそうなクルマ。。。。 それは
1938年にラステイン・ハインツ(缶詰会社のハインツ一族)が
とんでもなくワルそうなクルマを作っています。
その名はファントマ・コーサー(名前も無気味でワルそうです)
別名フライング・ウォンバットと呼ばれ
「The Young In Heart」とという映画にも出演しているらしいです。

当時のアメリカ車としてはお決まりのV8エンジンのFRですが、
外装はアルミニウムで、空気抵抗低減のためドアノブは無く
ボディに触れると自動で開いたんだそうです。
多分、プジョー307のトランクやリヤハッチのように
エンブレムに触れると自動的にロックが解除されるような
機構だとおもうのですが、、、
現在、動くモデルはネバダ州立自動車博物館にあるもの1台だけらしく、
一度見てみたいのですが、むりでしょうね。。。。
「技術とデザイン」
スゥエーデンの画家(絵本作家)
カール・ラーション(1853-1919)を
御存じですか?

どちらかと言うと
癒し系? ファンシー系? の画風なので、
強面の正統派を気取る美術評論家大先生からは無視されることが多く、
あまり一般的ではないと思います。
しかしながら、
彼の絵が当時のカラー印刷を普及進歩させたことは間違ありません。
それは、どういう事かと言うと、、、、
ラーションは歌川広重の浮世絵に強く影響を受け
輪郭線の中に淡い色調の水彩をベタ塗りする技法をあみ出し
(イラスト風のアニメのセル画のような感じです)
たくさんの画集(絵本)を出版しています。
当時の印刷技術は通常の油絵などは色ズレを起こしやすかったため
ラーション独特の「輪郭どり」と「淡い色調」は、
色ズレが目立たずカラー出版の普及に大きな貢献をしました。
(版画家の広重を参考にしているのですから、当然と言えば当然ですよね)
(その時の)量産技術にピッタリ合う技法で製作する
その意味では なんだか、ラーションの絵画はデザイン的な臭いがします。
「かぶと虫、こがね虫、てんとう虫 3兄弟」
夏休みだから、、というワケではないのですが、
これは、

かぶと虫ですよね。
そして、これは

てんとう虫ですよね。
では、こがね虫は?
これが、1935年にウイリアム・スタウト氏が設計した こがね虫です。

(C)シカゴ歴史博物館資料より
スカラブ(こがね虫)と言う名の
このクルマは
リアミッドシップに水冷3800ccV8エンジンを搭載した
3列9人乗りの2ドアセダンで、5000ドルで販売されるはずでした。
でも、、、あまりに未来的過ぎてまったく売れなかったみたいです。
(トヨタ:エスティマの御先祖さまみたいなクルマですよね。。。)
スタウト氏は航空機の設計家ですから
以前御紹介した、フラー博士の「ダイマクシオンカー」にくらべ
きわめて実践的で、高い実用性と走行性能を誇っていたそうです。
それにしても、この3兄弟、、、、
時代も、国も、サイズも、まったく異なるのに
「〜虫 」と言われるだけあって、なんだか顔がそっくりです(笑)。
「スクエア」
5年前のことですが、
関西の家電メーカーのデザイナーの方とお話をしていて
「正方形の画面」の有用性で、意見が一致し
とても盛り上がったことがあります。
現在はTVセットの影響で、PCの画面もワイドになってしまいました。
でも、CAD関係の方やデザイナーの方々は、
この現象を決して好意的にとらえていません。

実際に作業をすればスグに判ることですが、
CADやグラフィクデザイン作業では「タテ」方向がとても重要です。
その上、正方形の画面は、
使い方次第で「タテ位置」でも「ヨコ位置」でも自由に使えます。

その上、空きスペースにTVなどでは字幕や付帯情報(双方向情報)などを
表示できますし、PCなどではメニューやアイコンなどを置くことができます。

10年前のPDA「パーム」の画面ですが、
ユーザから 正方形であることの不満は無かったと聞いています。

寝っ転がって見ることができるTV
「SONYのMr.Nello」ですが
正方形画面なら、こんな使い方もスイッチひとつて可能ですし、
正方形の画面。。。。
どこかのメーカーさんが開発してくれないでしょうか?
「自由はツライよ!!」
20年前のことですが、
とある大学で非常勤講師をやっていて、
学生さんに課題を出すと、、、、、
「先生!!
提出サイズは A2ですか? A1ですか?」
と聞かれます。
また今年もかぁ〜 と思いながら
「なんでもイイよ」「表現しやすいサイズでやれば」
と答えると
「決めてもらわないと困ります!!」
と言って来る子が必ずいます。
えてしてコノ手の学生さんの作品は「薄っぺらい」というか
あまり深く考えないものが多かったようです。
いや〜。
エラそうなことを書きましたが、、、
確かに「自由にしていいよ」 って言われると
従うものが無いから、そこまで自分で考えなければならないんですよね。
やっぱり自由ってのは逆にツライものなのかもしれません。
例えば、この腕時計ですが、
フルカラーのドットマトリクス液晶パネルを搭載しています。

でも、永年の夢だった高価なフルカラー液晶を搭載しておきながら、
文字盤のデザインは、、なぜか妙にアッサリ味。
思わず「こんなもんかヨ!!」ってツっこみを入れたくなりますよね。
制約がなくなって、なにもかもが自由にできるようになると、
情熱も無くなってしまうのでしょうか?
「やっぱりテレビの情報は一過性のものなのだろうか?」

1968年の元旦広告ですが、
1970年代にTV電波の空きエリアを使ってファックス画像を
各家庭に転送する構想があったようです。
実際には文字放送が開始されたのが1985年 データ放送は1995年ですから
結局、実現化しなかったのですが、、、、
(技術的な問題より官僚の既得権益の問題から)
そして現在まで、何度もTV用プリンタの計画がありましたが
なかなか普及していません。
その理由は単純で
TVを見るのがタダなのに対して、プリンタはインクや紙代がかかるので
ユーザとしてはプリントを躊躇しがちになるからだそうです。
やっぱりTV番組やTV画像は「一過性」のものなのかもしれません。
そうなると、やっぱり
画像はハードディスクレコーダに保存するのは適切なんでしょうねぇ。
「タルゴ」
1ケ月前のことですが、
博多に用事があって、JR九州を利用していた時のこと、
小倉駅の近くに「軌間可変車輌」の実験車が停車していました。
写真では見たことがあったのですが、
青一色の勇姿が生で見られて嬉しかったです。
(残念ながらカメラを持っていなかったので写真は撮れませんでした)
まるで「鉄っちゃん」(鉄道オタク)みたいな話しですみません。
御存じの方も多いと思いますが
軌間可変車輌というのは、車軸の幅を自由に変えられる車輌のことで
日本では新幹線と在来線、どちらでも走行できることになります。
となれば、新幹線が直接マイナーな田舎在来線も走行できて
東京発軽井沢行きの新幹線なんてのも可能になるんですよね。。。
ヨーロッパでは、スペインのタルゴが有名で
この機能によって、EU間ならどこへでも行けるカシコイ車輌です。

http://www.talgo.com/htm/spain.htm
タルゴは電気機関車方式ですが、
スタイル 日本の新幹線(MAX)と妙に似ています。
前から気になっていたのですが、
この独創的なデザインはどこから生まれたのでしょう。

イタリアのペンドリーノはジウジウアーロ氏のデザインですが、
このタルゴは、、、誰がデザインしたのでしょう?
やはり、スペイン人の方なんでしょうか?